去年の想い出日記 〜大人の修学旅行 呉 大和ミュージアム そして、映画『山本五十六』〜 [嗚呼、うましかな日々]
『今年のネタは、今年のうちに』
すっかり書きそびれたネタを一気にまとめ書き、第3弾です、が。
まもなく年が明けそうなので(笑)『去年の想い出日記』ですね(笑)
「しまなみ」の後、折角の広島なので、
旦那たっての希望で、呉の『大和ミュージアム』に行くことにしました。
その前に、しばし尾道で猫とたわむる・・・。
ちょっと歩くだけで10数匹とすれ違う(笑)
石の猫(旅石猫というらしい)もたくさん居る。
尾道のことをつぶやくと、この子達から返事がくるのですよ(爆)
↑ この子から返事がきたのかなぁ? と写真付けてつぶやいたら、
即効、『違う、これはおねえちゃん』と返事が来た(笑)
地元の方達もとても親切で、
『ここは谷村新司さんがカレンダーの写真を撮影されたところ〜』
とか、絶景ポイントまで案内してくれたり(笑)
線路を挟んで、自転車に優しい町と、自転車を拒む町が同居する尾道(笑)
ホントにほんわか〜と過ごせていい町だぁ〜・・・。
さて、『大和ミュージアム』です(笑)
広島って・・・。広い(笑)尾道〜呉までって、遠い(苦笑)
← 呉線。何か懐かしさを感じる車体(笑)
ホントは江田島とかetc.etc.、もっと海軍ツアーしたいと思ってたのに・・・。
ミュージアムしか行けなかった・・・。
「てつのくじら館」こちらは潜水艦等、海上自衛隊の資料館。寄りたかったよぉ〜
しかも、勝手な想像で申し訳なかったのですが(笑)
他に何もない町だと思ってたのに・・・。 呉、結構でかい街(笑)
ここで、年が明けました(笑)想い出日記、間に合わなかったわ(笑)
『大和ミュージアム』 満足気に写真を撮りまくる旦那(笑)
一言でいうと・・・。
『重 い』
ミュージアムでした(苦笑)
最初は、1/10スケールのレプリカ大和を見ながら、
わいわいしていた我々でしたが・・・。
館を出る頃には2人とも無言・・・(笑)
艦とともに沈んでいった海軍兵たちの遺書、遺品の数々。
生き残った方達の、証言VTR。
そして、
『どうして日本はこのような歴史を歩んでしまったのか?』
館内一面をとおして展示されている年表。造船の歴史。そして、戦争の歴史。
↑ 「零戦」こと零式艦上戦闘機。大戦末期にはいわゆる「特攻機」となったもの。
このあと、広島市内の『原爆ドーム』へも向かったのですが。
「大和ミュージアム」の重い空気を引きずったままだったし、
そして、あの震災で、今も放射能の被害が収まらない福島のことを思うと、
建物にカメラを向ける気持ちには、とうていなれず・・・。
平和記念公園の石碑に手だけ合わせて帰りました。
デリケートな問題なので、声を大にしては語れませんが、
私は、必ずしも原発反対ではありませんでした。
唯一の被爆国である日本で、本当に、平和に、安全に、
人々の生活のために原子力が使われればいい、という思いで。
でも、事故は起こってしまい、今も収束の目処は立たず・・・。
急速に注目された『再生可能エネルギー』は、安定供給にはまだまだ課題があります。
風車では、低周波障害が大きな問題になっていて、
ブレードに鳥が激突してしまう「バードアタック」に関しても問題視する意見が多く。
英国では大規模な「洋上風車」が開発されていますが、
台風が多い日本の海上では、クリアすべき問題がまだまだあるのだと思います。
太陽光発電も、(補助金制度はありますが)全ての家庭に装備するにはまだまだ高額すぎます。
海外(スペインやポルトガル等)のような大規模なソーラーファームを作る土地もないし。
温泉の国、日本 なので、地熱発電の元も沢山ありますが、
温泉の国=観光地 であるわけで。
日本ではこれら観光地の景観を守るため、地熱発電所の建設が出来ないんでしょうね。
でも、こんな時こそ、日本の技術を最大限に生かして、
これらの課題をクリアしていって欲しいな、と切に願います。
起こってしまった事をなかった事にすることは出来ないので、
今回も、石碑に刻まれていた文字そのままに、
過ちをもう二度と繰り返さないように・・・。
ハナシが反れましたね。。。
さて。
電車好きの私。やはりここでも、
『折角なら、九州新幹線「さくら」 に乗ろう』
と、広島〜新大阪の区間だけですが、乗車しました、「さくら」(笑)
車内は落ち着いたウッド調。「のぞみ」と雰囲気が少し違うね。
とても楽しくて、ちょっとしんみりした『大人の修学旅行』を満喫させていただきました。
そんな先日、
映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』を観にいきました。
(もちろん、旦那の希望です(笑))
「男」は『戦艦大和』に浪漫を感じる、んだそうです。
詳しくはこちら⇒『昭和という時代 男達のYAMATO』
でも、『男達の〜』に比べると、
”お涙ちょうだい” 的になりがちな、日本の戦争もの的なハナシでなく、
変に『美化』されすぎず、よい映画だと感じました。
一番戦争をしたくなかった人が、
一番早期終結を願っていた人が、
すべて真逆な道を歩まなければいけなかった皮肉を、
淡々と描かれていたようなカンジです。
私の中の「山本五十六」さんの知識って、
かわぐちかいじさんの『ジパング』で描かれていたもの位しかないんですが(笑)
せいぜい70年弱しか経っていないから、
色んな人の証言等が山のように残ってると思うので、
本当にあんな人だったんだろうな、と思います。
この九州新幹線の側面表示器を作ったのは
実は私です!(笑)
by オルカ (2012-01-07 11:28)
オルカさん
マ〜〜〜ジっっすかぁ?!すごいすごいっ!!!
全く知らずに乗って、きゃっきゃ言ってましたよ(笑)
by 猫の手屋 (2012-01-08 21:00)